賢くお金と付き合う人になろう

大原孝治氏が自信を持って提供する家電

大原孝治氏は学生の頃に世界を見てみたいと考えて、東南アジアを中心に旅をしたことがあります。その時に家電製品は食料品店に並んでいたり、中古のものが修理されて道端で販売されているというのを見かけました。日本国内では家電量販店に綺麗に並べられているのが当然になっていますから、文化の違いに少しショックを受けました。粗雑に並んでいる家電が本当に稼働するのかと見せてもらったところ、機能はシンプルなものの、使い勝手が良いことに気付きました。

日本の家電は丁寧すぎるという印象を受けたと同時に、シンプルな機能だけを求める人もこれから増えるのではないかと考えました。日本のおもてなし文化は素晴らしいですが、過度にやり過ぎると、それを好まない人もいることに気付くべきだとその時点でわかりました。

そこで大原孝治氏は会社の社長に就任したときに、売り場では日本のメーカーにこだわらずに海外の家電メーカーも積極的に取り入れることに決めました。もちろん日本人ですから日本メーカーを応援したいという気持ちはありますが、その前に小売業者として消費者が求めるものを提供したいという気持ちが強かったのです。

そして海外メーカーの家電を売り場に置いたところ、値段の安さも魅力でしたが、それ以上に機能がシンプルで使いやすいという声が多く寄せられました。

これからは消費者はメーカーや機能を自分で選ぶ時代なので、良い商品があれば国やメーカーに関係なく店頭に並べたいと考えています。